【milkmagicレビュー】使って感じたメリット・デメリット・まとめ

2025-04-06

赤ちゃんが生まれてから、毎日のように続く「ミルク作り」。

特に夜間やワンオペのときは、粉ミルクを計って、お湯を沸かして、冷まして…という一連の作業が、地味だけどものすごく大変なんですよね。

そんなときに知ったのが milkmagic(ミルクマジック) という自動調乳機でした。

ミルクマジック
引用元: Better Days(https://betterdays-jp.com/products/milk-magic/)

「ボタン一つでミルクが作れるなんて、さすがに便利そう…!」と思ったものの、正直最初は「価格の高さ」にかなり迷いました。当時約45,000円。育児用品としてはなかなか思い切った金額です。

僕はガジェット好きなこともあり、「これは試してみたいな」と前向きだったのですが、妻はかなり慎重派。「高いし、本当に必要なのかな…?」と悩んでいたのを覚えています。

それでも「授乳が少しでも楽になるなら」と思い切って購入。今では夫婦そろって「これがないともう無理だね」と言ってしまうほど、我が家の育児に欠かせない存在になっています。


milkmagic(ミルクマジック)は、粉ミルクとお湯をセットしておくだけで、ボタンひとつでミルクが自動で作れる調乳機です。

お湯の温度管理やミルクの濃度調整も行ってくれるので、夜間授乳やワンオペ育児の強い味方として注目されています。詳細はこちらの記事を作成しています。

当サイトはmilkmagicを応援しています。他にもmilkmagic関連の記事を書いていますので、気になった方は他の記事もご確認いただけますと大変幸いです。

良かった点

ボタンひとつでミルクが出てくる“革命的な楽さ”

ボタンが押されている画像

milkmagicを使い始めて、まず実感したのは、本当にボタンひとつでミルクができることでした。

従来のように、粉を測って、お湯の温度を気にして、混ぜて冷ますといった作業をすべて手動で行う必要がなくなり、粉ミルクと水をセットしておけば、ボタンを押すだけで調乳が始まるというのはかなりの時短になります。

ミルクの出来上がりまでにかかる時間はおおよそ10〜30秒ほど。

その間におむつ替えをしたり、哺乳瓶を冷やす準備をしたりと、別の作業に手を回せるのも便利です。

泣いている赤ちゃんにすぐに対応できるようになったことで、赤ちゃんの泣く時間が短くなったと感じることもあります。

これは単にミルクの準備時間が短縮されたことに加えて、その間も赤ちゃんに寄り添える時間が増えたからだと思っています。


赤ちゃんの健康を第一に考えた安心設計

ボタンが押されている画像

milkmagicでは70℃での調乳が標準仕様で、日本の厚労省や粉ミルクメーカーが推奨するガイドラインに沿っています。

この仕様により、粉ミルクに潜むサカザキ菌などのリスクにも対応できるため、赤ちゃんの健康面でも安心して使えます

また、ストロー部分についても「毎回洗浄が必要」というルールになっており、衛生面の配慮がしっかりしています。

日本の基準に合わせたこの設計は、育児家電としてとても信頼できるポイントの一つです。


お湯だけ出す機能が意外と便利

コーヒー

milkmagicには「お湯だけを出す機能」があり、温度や量を細かく指定できるのがとても便利です。

たとえば、母乳を湯煎で温めるときや、上の子のために麦茶やフォローアップミルクを作るときに重宝しています。
単なる“調乳機”というよりも、高性能な電子ケトルとしても使える存在です。

お湯を利用することについては、以下の記事を書いていますので、詳細はこちらをご確認ください。

お湯だけを出せる製品として、 レイコップ ワンタッチ自動調乳機 ミルクメイト がありますが、こちらはお湯だけ出せる製品なので、milkmagicを利用することで、


日本のメーカー製だから信頼できる

milkmagicは日本のメーカーが開発しており、国内の粉ミルクとの相性を考えたレシピ情報が公式に用意されているため、使いはじめにも迷うことが少なく、とても助かりました。

また、実際に公式サイトから問い合わせをしたところ、1時間以内に丁寧な回答をもらえたという経験もあります。

こうしたサポートも、日本の会社が運営している製品ならではの安心感だと感じました。


気になった点

最初のセットアップが少し大変だった

milkmagicは届いてすぐに使えるわけではなく、パーツの洗浄・乾燥・組み立てが必要です。

milkmagicの部品
milkmagicの部品

初めて使うときは、どの部品がどこにどうはまるのかが少し分かりづらく、戸惑うことがありました。

本番で使う前に、一度テスト運転しておくのがおすすめです。


ミルクの出来上がり量が少し複雑だった

電卓

milkmagicでは「水の量(VOL)」と「濃度(CONC)」を設定して作るため、完成したミルクの量は設定した水の量よりやや多くなります。

毎回計算するのは面倒だったので、このサイトにmilkmagic計算ツールを作りました。もしよければ使ってみてください。


メンテナンスにはある程度の慣れと工夫が必要

水の補充やストローの毎回洗浄、週1程度の分解・除菌など、日々のメンテナンスはある程度必要です。

最初は面倒に感じましたが、慣れてしまえば家事の流れの中で自然にこなせるようになりました。


ネット上の情報がまだ少ない

milkmagicはまだ新しい製品なので、ネット上のレビューやQ&Aが少ないのが気になりました。

そうした背景もあり、僕自身の体験をもとにした情報を発信したいと思い、このブログを始めました。


【まとめ】高いけれど、それ以上の価値があると感じた

milkmagicは確かに高価な製品ですが、それ以上に育児の負担を軽減してくれる価値があると感じています。

調乳のスピードが上がったことで赤ちゃんとの接し方も変わり、夜間育児のストレスも大きく減りました。

今となっては、milkmagicがない生活は本当に考えられません

もし導入を迷っている方がいたら、少しでもこのレビューがお役に立てば嬉しいです。